ブルゴーニュ美食案内 – 2 – ラ・ターブル・ド・ピエール・ブレ
地元料理とワインのテイスティグ
(2014.04.23)
![パセリの入ったゼリーでまとめられたハムのパテ、ジャンボン・ペルシエ。ブルゴーニュの前菜の王様である。ハムを白ワインで煮ているので、白ワインをあわせる](https://wineandstory.jp/img/2014/04/bourgognegourmet02_01_02-700x464-1.jpg)
ひと皿ごとに複数ワインを試す
ジュヴレイ・シャンベルタン村の街道沿いにあるワイン・レストラン。ピエール・ブレというワイナリーの経営で、自社のワインを地元料理のコースにあわせてテイスティングするメニュー・デギュスタシオンというメニューを出している。食事は、アミューズにグージェールというチーズ味の軽いパン、前菜にジャンボン・ペルシエというハムのパテ、メインはコッコーヴァン(雄鶏の赤ワイン煮)に、盛り合わせのチーズ。典型的なブルゴーニュの名物料理のコースだ。ちなみに私は4日間の滞在中に、ジャンボン・ペルシエを4回食べた。コースは、ひと皿ごとに複数のワインが組み合わされる構成。ワイン5種のコース、7種のコース、9種のコースかある。ワイナリーは、1864年に創立したネゴシアン兼、生産者で、主に購入したブドウでワイン造りをしている。ワインは熟成を前提とした伝統的なスタイルである。
ドメーヌのオーナー一族のジャン・クリストフ・ヴァレさん。手に持つマグナムがメニューになっている
![エントランスのディスプレイ](https://wineandstory.jp/img/2014/04/bourgognegourmet02_06-700x464.jpg)
![地下のワインセラー](https://wineandstory.jp/img/2014/04/bourgognegourmet02_07-700x464.jpg)
前菜に白2本、メインに赤3本、2本のジュヴレイ・シャンベルタンはチーズにあわせて供される
7種コースで出てきたワイン、左から
ブルゴーニュ・ブラン
オーセイ・デュレス
ブルゴーニュ・ルージュ
コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ
サントネー
ジュヴレイ・シャンベルタン・クロ・ド・ラ・ジュスティス
ジュヴレイ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ・シャンポー