ストーリーのあるワインと暮らし

Wine & Story

ガンベロ・ロッソ -2-ガンベロ・ロッソ発表会で来日した
注目の生産者たち -1-

(2014.08.20)

ガンベロ・ロッソ日本語版発表会のあと、試飲会が開かれた。それにあわせて来日した生産者を紹介する。トレ・ビッキエーリレベルのワイナリーばかりではないが、いずれもガンベロ・ロッソには掲載されている。

 

ドナテッラ・チネッリ・コロンビーニ (Donatella Cinelli Colombini)

GR038
ドナテッラ・チネッリ・コロンビーニさんは、もともとはブルネッロ・モンタルチーノの名門、ファットリア・デイ・バルビの一族だが、1998年に女性だけで運営するワイナリーを創設した。ワイン・ツーリズム運動を提唱し、ワイン・マーケティングの大学講師でもあるという。看板ワインは「ブルネッロ・モンタルチーノ・プリメ・ドンネ」
 

コッレ・ディ・サン・ドメニコ (Colle di San Domenico)

GR014
コッレ・ディ・サン・ドメニコは、カンパーニャ州で1998年からワイン作りを始めたワイナリー。ナポリから内陸に入ったイルピニア地区は、ローマ時代からの銘醸地。白はフィアーノ・ディ・アヴェッリーノ、グレコ・ディ・トゥッフォ、赤は南のバローロともいわれるタウラージなどを産する。このワイナリーもフィアーノ、ファランギーナ、アリアニコなど、地元品種によるワイン造りを推進している。
 

テラッツェ・デッル・エトナ (Terrazze dell’Etna)

GR018
テラッツェ・デッル・エトナは、シチリア島、エトナ山麓、標高7〜800メートルに自然環境を生かした見事な農園を整備した注目のワイナリー。エトナ山はシチリアという暑い場所ながら、標高の高いところにいい畑があり、近年、評価を上げてきた産地だ。看板ワインの「エトナ・ロッソ・チルネコ」、「エトナ・ロッソ・カルース」は、ネレッロ・マスカレーゼとネレッロ・カップッチョという地元品種から造られる。
 

カステッロ・ディ・ガビアーノ (Castello di Gabiano)

GR021
ピエモンテ州モンフェッラート地区のカステッロ・ディ・ガビアーノ。キャンティのガッビアーノ(Castello di Gabbiano)かと思ったがが、まったく無関係。モンフェッラートというバローロ、バルバレスコに隣接する地域で、バルベーラやグリニョリーノの高品質ワインを造っている。チェアマンのジャコモ・アドルノさんが手にしているのは、「グリニョリーノ・デル・モンフッェラート・カザレーゼ・イル・ルーヴォ」。
 

テヌータ・ヴィリオーネ (Tenuta Viglione)

GR025
テヌータ・ヴィリオーネは、プーリア州のワイナリー。プーリアといえば、アメリカのジンファンデルのルーツといわれるプリミティーヴォ種の産地だが、このワインナリーもプリミティーヴォのワインで近年評価を上げている。特に、DOC格付けのジォイア・デル・コッレというプリミティーヴォ・ワインの中心的な生産者として注目を集めている。
 

エレーナ・ヴァルヒ (Elena Walch)

GR028
アルト・アディジェ州、トラミン村のエレーナ・ヴァルヒは、ガンベロ・ロッソでもトレ・ビッキエーリを10回以上獲得し、1つ星をもらった名門ワイナリー。看板ワインの「ゲヴェルツトラミネール・カステルラッツ」は、トレ・ビッキエーリの常連。カステルラッツの畑はゲヴェルツトラミネールの真の銘醸地とされている。他に、ピノ・ビアンコ、ピノ・グリージョ、リースリングなどの品種でも、ピュアなワインを造っている。写真はオーナーの娘さん。
 

アンドレア・レッダ (Andrea Ledda)

GR032
サルデーニャの実業家、アンドレア・レッダが設立した野心的なワイナリー。まだワイン造りの歴史は浅いが、地元品種のワインに取り組んでおり、「カンノナウ・ディ・サルデーニャ・モガーノ」などで、評価が高まっている。